一人一人名前があり、人生がある

なんてことか、、、その視点を私は失っていた。ころな感染のことを祈っていたのに、私の心はその痛みに揺れていなかった。ああ、今日祈る。確かに死に至人は少なかったけれど、でもいらっしゃった。その方々のことは思った。でもそのご家族の悲しみや怒りを想像することができていなかった。大切な人を突然失って、感染のリスクゆえにご遺体に対面することもできない。そしておそらく愛のかけらもない言葉や態度に責められることさえあった、、、。ああ、その痛みに主は寄り添っておられた。私たちもそこに行かなければ。主は数ではなく、人に寄り添われるから。数字は数ではない。人なんだ。ずっとそう教えられていたのに。私は感染者の数、死亡に至った人の数に心を奪われていたんだ。
 今日からですが、本当に申し訳ないけれど、今日から祈りなおします。許してください。

Hiromi Oowada

大和田広美オフィシャルホームページ

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