ちょっと進んで小学校時代1
私が入学したのは茨城県立盲学校。福島県にもあったんだけど、そこはとても遠かったので。常磐線で行ける水戸市の盲学校に入りました。福島県の盲学校よりは近いとはいえ、電車で2時間はかかるところだったので、小学校1年から寮生活になりました。土曜日には家に帰って、月曜日にまた寮に戻るという6年間を過ごしました。私は泣いたことなかったなあ、家を離れて過ごすことでは。
朝は6時15分に起きて、部屋の掃除と廊下の掃除をしてました。冬はちょっと嫌だったけど、友達も一緒だったから結構楽しかった覚えがあります。
そんな友達と寮からの脱走を図ったのは確か2年生のときだったと思います。決まりがいろいろあってそこから抜け出したかったんだったかな。しかしあっけなく見つかり、なぜか寮を回ってみんなに謝りに行ったんですよね。心配かけたんだからって。でも謝りに行ったからそれで知ったという人も結構いて、、、なかなかに恥ずかしかったです。なぜあっけなく見つかったかというと、毎週おやつを買いに行っていたすぐそばの駄菓子やさんに見つかったからです。脱走というからには玄関から出るもんじゃないと思った私たちは、わざわざ窓から出たんですね。それを駄菓子屋さんが見てたという、、、。あの頃から形にこだわるタイプだったんだなあ(笑い)
続く。
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