コンプレックスと新たな視点

歌のうまい人々、カラオケで100点を目指した番組は結構ある。っていうか今日もやってます。それを見ながら、なかなか素直に「すごい」と思えない自分にちょっと残念。こういう時、人は歌を聴いてるんだろうか・・・そんなコメントをしたくなる。つまり・・・文句をつけたくなる心の狭さを私は抱えてます。単純に言えば、歌が上手い人が私は羨ましいのです。歌うのは好きです。歌うのは楽しいとも思うことがあります。でも戦いでもある。簡単じゃない。上手くないと許されない感じがあるし・・・上手いだけじゃダメだし・・・。そういう自分の葛藤があるだけなのに、歌が上手い人を見るとコンプレックスを感じてしまう小さい自分。ふー。自分の使命を忘れずに、練習するのみですね。
 ちょっといいこと書きたいんですが・・・
そうだ。ほぼ会うたびに「なんで目が見えなくなったの?」と質問してくる少年がいます。いつも同じ答えをします。小さい頃にはしかで。その話をいつも助けてくださる女性と話していたところ彼女はこんなことを言っていました。「彼は何とかして手助けしたいと思ってるタイプだから、あなたが目が見えなくなった時にだれも何もできなかったのかがとても気になるのかもしれませんね。」・・・なるほど。なかなかの深読み。彼女はいろんな視点を与えてくれます。そしてその言葉から思うあの少年もまた新たな視点で見ることができて嬉しくなりました。
 と言うわけで・・・新たな視点で自分のコンプレックスも見てみたいものです。

Hiromi Oowada

大和田広美オフィシャルホームページ

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