気づかなかった、諦めてたなんて

この間「サイトワールド」という展示会に行って来ました。いろいろな視覚障害をサポートするサービスや機器、開発中のものなどを見て来ました。今まで知っていたものもありましたが、初めて見るものもいろいろありました。その中で心に残ったものは、お線香を立てると自動で着火すると言うグッズ。説明してくださった係りの方は「こういうの売れるのかな?って思ってましたけど結構売れるんです。」と話してくれました。「お線香あげたいって思ってたっていう声がたくさんあったんです。」私はお線香をあげる生活はしていませんが、とても心に残りました。なんというか・・・いわゆる・・・目が見えたら当たり前にやってる生活の一部を、当然のように諦めてる私がいたんだということに気付かされたんです。「目が見えないんだしこれはできないや」と考えることもせずに諦めていることが意外とあるのかもしれない。気づきもせずに最初から諦めていることが。そういうことを発見できたらもっとなにかが変わるかもしれない。そして最初から諦めないところに次の世界が広がるんだ。なんとかできないだろうか、そう思った人たちが、ここまで道を切り開いてくれたんだなと、改めて感謝です。そして、私も何か発見したいと今願っています。

Hiromi Oowada

大和田広美オフィシャルホームページ

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