尊い郎党の結果

「栗むきに来ないか。」そう声をかけられて、ケーキ屋さんでくりをむく人がいる。生のくりをむくって、すごく難しいんだよね。そんな話を聞いて、すごくすごく当たり前のことに初めて気がついた。私の大好きなモンブランは、そういう人の尊い労働に支えられて出来上がっているんだ。いちごショートは、必死でヘタを取り続けている人達がいて、食べられるところになるんだ。私の手元に来るまでに、私の口に入るまでに、いろいろな人の尊い労働がある。大切に食べようと思った。

Hiromi Oowada

大和田広美オフィシャルホームページ

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